はんなり時を待つ
今日の帰路
最寄駅を降りた私は
奇妙な違和感を覚えた
「ICOCAが泣いてる」
それもそのはず
彼女(ICOCA)はお腹一杯
お金とゆうご馳走を頂いてなかったのだ
このままでは
ボクも彼女(ICOCA)
も駅のホームで飢え死にだ…
…
そうだっ!!
アレを使おう
現金チャージ!
金さえあればなんでもできる
…
とゆうわけではないがっ
ボクの有りったけの
紙幣を彼女に注いだ
愛を込めて…
彼女に紙幣をチャージ(ご馳走)した
しかし
その後
チャージ機
とゆう急にしゃしゃり出てきたやつが
ボクの有りったけの持ち金を
掴んで離さない
そう
釣りが出ないのだ
彼女も彼(チャージ機)
もご機嫌斜めなのだ
ボクは
最寄駅の指揮官をインターホンとゆう
無線機器を使って
招集した
「こちらに係員がいないので○○○か
係員を向かわせます、10分程お待ち下さいませ」
とうとう
私のふるさとも無人になったのだ
田舎には用はないのだ
私は
缶チューハイ片手に天を仰いだ
「ああ神様、どうかこの地にも係員も」
…
10分後、彼はやってきた
42.195km
走ったかのような血と汗と涙で
彼はやってきた
ありがとう
あなたのおかげだ
我々御三家
ICOCA
チャージ機
タカヲ
はストレスと空腹から
解放されたのだ
ありがとう
ボクは
釣り銭なしで
この世を生きると誓った
ハチヤタカヲ
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