黄昏れ婆さん
ついさっきの話だ
大阪方面行きのホーム
ひとりのお婆さんが
物想いにふけながら
パックの牛乳を飲んでいる
そしてラベルを
物想いに見つめる
いったい 何を思い 何を感じながら
牛乳を見つめるのか
もしかしたら
あのお婆さんには
第6感があって
見つめる牛乳の先に
その牛乳を作る製造会社の
未来を透視していたのか?
もしくは
その牛乳にとてつもない
パワーを感じていたのか
…
まさに
ミルクル(ミラクル)
とまあ、
それくらい穏やかで
本当に何もない地元だし
基本的にあまり好きではないが
牛乳婆さんによって
少し
地元が好きになれた気がした
お婆さん
その牛乳とその手で
この世知辛い日本を救ってくれ
猛突進で!
ciao.
0コメント